お茶の国、中国でも茶外茶と言われる茶、所謂カメリア・シネンシス以外の植物を使ったティーがあります。
花を乾燥させた菊花や桂花、浜茄子、玖瑰(メイクイ)などが有名です。
中国のスーパーマーケットでは菊花などはもちろんのことサフラワーやコーンフラワーなど色とりどりのお花も取り扱われていました。
キク科の植物は日本のハーブティー界でもよく使われていますね。
ジャーマンカモミール、アーティチョーク、ダンディライオン、カレンデュラなど。
中国の菊花と同じく花を使う代表的なキク科植物の、ジャーマンカモミールやカレンデュラですが、やはり形も違えば色も風味も異なります。ジャーマンカモミールとカレンデュラでも全く違いますよね?
その中で共通していることと言えば、「お花のフォルムかわいい」です。
ブレンドした茶葉の見た目が葉っぱばかりで味気ない時にキク科のお花をブレンドしてやると華やかになります。
菊花茶にもたくさんの種類があります。お花の小さいもの、大きいものなど、それぞれ風味が違いますのでご自分が使いやすいお花を探してみるのも面白いと思います。
キク科はアレルギーが出る方がいらっしゃるので気を付けなければいけないティーです。
ご自分でブレンドしたハーブティーをお入れしたり、プレゼントする際はお相手に一言お伺いして気を付けましょう。
(文責 JENI)