木々が少しずつ色づき始めるこの季節、暖かい飲み物が恋しくなり始める季節でもありますね。
優しい香りとあたたかな色をしたハーブティーは、心と体を温めてくれそうです。
さて、この季節に気なる症状に「季節性感情障害(SAD)」と言われるものがあります。
朝夕の肌寒い空気や、日に日に早くなる夕暮れ、また、自然の景色は紅葉から落葉へと少しずつ冬模様に衣替えをしようとするこの季節には、何となくもの悲しくなったりするココロの変化を感じる方も多い様です。
そんなときにも、優しいハーブのちからを上手に活用してみませんか?
カモミールの優しい香りは、少し寂しくなったココロを優しく包んでくれます。
リンデンフラワーの甘いほのかな香りと優しい口当たりは、ココロもカラダも温めてくれそう。
オレンジフラワーやローズの豪華な香りは、もの悲しくなってしまった気持ちをふわっと軽くしてくれる気がします。
この様な優しいハーブ同士をブレンドしてハーブティーを頂くのはとても素敵な事ですが、実はハーブティーは、緑茶や紅茶にブレンドする事も出来ます。普段は緑茶や紅茶をご愛飲の方も、そうする事でひと味違った楽しみ方が出来そうですね。
ハーブティーを頂くだけでもとっても安らいだ気持ちになれる事と思いますが、このようにハーブだけでなく緑茶や紅茶などのいくつかの茶葉が手元にあるのなら、ぜひ色々なブレンドを楽しんで頂きたいと思います。
ご自分の気持ちにピッタリ寄り添うブレンドを作る事が出来た時の喜びは、まるで新しい宝物に出会ったように特別なものになりそうですね。
いつもよりもゆっくりと時間をとって、ご自分の一番リラクックスできるブレンドを楽しみながら考え、そしてゆっくりといただく。
そんなティータイムは、いつもよりいっそう特別で、素敵なココロのケアとなりそうです。
(文責 杉原)